正夢って本当にあるんですか?

公開日:2017年3月29日
最終更新日:2017年3月30日

(龍潭寺 正夢稲荷)

夢で見た出来事が現実に起こることを、「正夢」と言います。

例えば、こんな例がありました。ある中年の女性(Mさん)が、

「夫が秘書と浮気している」

と言う夢を見たのです。

この夢を象徴的に解釈すると、



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夢の中のご主人は、Mさんの心の中の男性性を表しています。

その男性性が、秘書の女性のような要素とカップルになっている。

そーゆー要素を必要としていて、そーゆー女性とバランスをとっている。

現実のMさんには、その秘書の女性のような部分が足りないのかもしれません。

その秘書の女性のような部分が足りないのかもしれません。

このままでは、ご主人とのバランスが悪いので、少しそういうイメージを取り入れる必要がある、この夢はそう分析できます。

だから、今まで自分の心の中に潜んではいたけれど、表現されていなかった部分、新たなキャラクターを育てていくといいのです。

Mさんの心の成長過程としてこの夢を捉えるとそう読めますが、また、夢は奇妙に現実と一致する部分があるのも確かです。

「Mさんの中にその男性性」と言う象徴として夢の中に現れているご主人は、現実のご主人のキャラクターとも重なります。

つまり、現実のご主人も、今、あなたが様子を必要としている、ということがあるのです。

それを奥様が満たしてあげられなかったら、他人に求めることもあるでしょう。

「あなたの新たな要素を育てていかないと、ご主人はほんとに秘書と浮気してしまうかもしれませんよ」

そーゆー、警告の夢とも受け取ることができるのです。

Mさんはとても美人でスタイルも良く、自信家でした。

一方、秘書の女性は普通の中年のおばさんです。

ですからMさんは、まさかご主人が自分を放って、そんな秘書と浮気するとは思いもよらず、この夢を見ても自信満々だったのです。

ところがそれから間もなく、ご主人が本当に秘書と浮気してることが発覚しました。

Mさんに足りなかった部分を、ご主人他の女性に求めてしまったんです。

私たちの心は、自分でもつかみ切れないほど広大で、その中では様々な動きが進行しています。

それを見せてくれるのが夢なのですが、心の動きと現実の出来事が、たまたま一致することもあります。

この夢はその一例で、「正夢」や「予知夢」と呼べるものかもしれません。

けれども、夢の全てを「予知夢」と捉えるのは危険なことです。

一般的には、夢と現実は一致しないことが多いものと考えておく方が良いでしょう。

この夢の場合も、Mさんがこの夢を見るまでには、もっと他に、いろいろなサジェスチョンを夢が送ってきていたはずです。

Mさんが早くそれに気づいて、新たな自分を成長させていけば、ご主人が秘書と浮気することもなかったかもしれません。

□悩み事を解決する夢のヒント

夢は現実をそのまま映し出したものではありません。

けれども、あなたの心の状態を、イメージにして見せてくれているようです。

また、夢は誰よりも「客観的」といえます。

私たち一人ひとりの人間は、どんなに賢い、頭がいいと言っても、ほんとに狭い範囲の事柄しか見えていないものです。

ところが、目覚めているあなたが知らないことまで、夢は知っていて教えてくれます。

まるで、どんな情報も蓄えてあるスーパーコンピュータにアクセスして、そこから引き出してきたイメージが夢であるような印象さえあります。

現実に生きている私たちは全能の神様ではありません。

「こんな状況になってしまってどうしよう、あー、どうしよう」

と混乱し、どう行動したらいいのか、どちらの方向に進むが良いのか、さっぱりわからなくなってしまうこともあります。

そんな時、自分の置かれている状況を、ちょっと上から俯瞰図で見て、全体が把握できれば、

「あーそういうことだったのか」

と落ち着いて判断ができるでしょう。

あなたの夢は、そうした俯瞰図を見せてくれることもあります。

1つ、例を挙げてみましょう。

中年の女性で、

「もう離婚したい、夫婦関係は最悪だ」

と、かなりパニックになっていた時に見た夢です。

「主人が車を運転して、一緒に旅行に行く。

主人はさっさと旅館に入ってしまうので、私はちょっとその辺を散歩する。

すると、ものすごく激しい滝がざわざわ流れていた」

この夢を見たアイさんは、

「主人がうるさい」

「仕事で疲れていて、私に文句ばかり言う」

と言う不満をしきりにおっしゃっていましたが、この夢を見る限り、彼女の不満はご主人が原因ではなさそうです。

ご主人の運転する車車に乗って旅行に出かけているのですから、お二人の関係は悪くはありません。

ご主人は、夢の中でちゃんとアイさんの行動力を補い、助けてくれているのです。

アイさんは、自分の心の中のご主人のような要素を使って、夢の世界を探検しているとも言えます。

さて、注目したいのは、「ものすごく激しい滝が、ざわざわ流れていた」と言うところです。

滝と言うのは水。

水は情緒エネルギーの象徴です。

アイさんの心の中には、これだけの激しいエネルギーがざわざわ流れているのです。

このエネルギーは、家庭内だけではとても消化できず、発散できないストレスを、ご主人にぶつけてしまっていたのでしょう。

アイさんは、子育てのために仕事辞めて、家事に専念してきました。

けれども、もう子供も手が離れたので、この夢を見てから夢の勉強始めました。

すると、持て余していたエネルギーが生かされ始め、ご主人への不満は嘘のようにおさまってきたのです。

根本の問題がどこにあるのか見えていないと、見当違いの所で騒いでしまったりするものです。

そして、それがわかればそんなに解決するのに、わざわざこじらせてしまう事は、よくあるものです。

アイさんの場合も、夢でそれに気付かなければ、ほんとに離婚にまで発展していたかもしれません。

こんなふうに、夢は、現実の困った問題を改善する、ヒントになることもあるのです。

□夢はあなたを導くメッセージ

反対に、夫婦間に様々な問題があって、体の具合まで悪くなってしまい、それでも

「離婚だけはしたくない、何とかうまく夫婦生活を続けていけないか」

と言う積極的な気持ちがあるのに、夢を見ると、

「別れたほうがいい」

という結論になることもあります。

悪循環になるより、新しい出発をした方が良い。

これからこんな方向に進んでみたらどうだろう。

夢のイメージが、その方向指し示すその方向を指し示していることがあるのです。

また、「なぜ2人がうまくいかなかったのか」という理由をサジェスチョンしてくることもあります。

気持ちの整理をつけていくのに役立つでしょう。

今後の仕事の方向を教えてくれることも、よくあります。

例えば、今まで保母さんをやっていたのだけれど、突然、指導的な立場の職に回され、グループ付き合いから1対1の仕事になって、混乱して相談に見えた方がいました。

夢を聞いてみると、夢の中ではいまだに補佐をやっています。

現実には仕事が変わっているのに、心の中ではどう変わっていいのか、方向が見えていないのでしょう。そこで、

「あなたは方向が見えていませんよ。

心の中では、まだ以前の仕事やっていますよ」

と指摘すると、自分のそんな状況が見えてきたようです。

それでは、新しい環境で自分をどう生かすのか、今度はその方向性を夢がどんどん出し始めました。

多分、夢はそれまでにもメッセージを伝えてきていたはずですが、その人がきちんと受け止めていなかったのでしょう。

そんな場合、夢は、同じ内容を何回も見せたり、お馴染みのメッセージを違うドラマ仕立てにしててきたりするものです。

そして、その意味をきちんと受け止めると、次の夢と展開していく場合もあります。

夢は本当に私たちに有用なことを教えてくれているのですが、ほとんどの人がそれに気づかず、見過ごしているのはもったいないことだと思います。

大変物知りな、正しい知恵を持った人のアドバイスを毎晩聞きながら、外国語などでちっともわからないと言うようなものかもしれません。

□夢はもう1人の自分を見せてくれる

私たちは、心の中に多面的な要素思っています。

矛盾した気持ちだってたくさんあるでしょう。

その中で、今自分が生きている場所をちょっと上から全体的に見渡したら、

「私はこの場ではこういうことを目的としているから、この要素活かせば良いな。そして、この要素を生かすためには、こんな行動しよう」

ということがわかるようになってきます。

人に合わせる、協調的な自分を出した方が良い場合もありますし、自分の決断したことをきっぱりを押し通した方が良い場合もあるでしょう。

自覚なしに、その時の気分のままにどれかの要素をバーっと出してしまうと、あちこちでぶつかります。

けれども、夢に注目し続けていると、もう1人の「見る自分」が成長してきます。

「行動している自分」を冷静に眺めて「見る自分」。

「この状況では、この要素を出していこう」

と言うコントロールが効くようになってきます。

自分の様々な心の要素を調節しながら、相手に分かるように表現することを覚えていけるのです。これは決して、そう難しいことではありません。

いつでもいちいち、

「こういう時は…」

と考えるのが良いことだ、ということではありません。

夢に注目したり、自分の心や内面に注目する時間を1日のうちに少しでも作ると、いつの間にか、どこかでもう1人の「見る自分」が働いてくれるようになってきます。

□夢であなたの心の無限の宇宙にアクセスしよう

自分の「心」というのは、自分でわかっているようでいて、わかっていないものです。

「あなたは、世界中残っている出来事を、全て知っていますか?」

そう聞かれて、「知っている」と答えられる人はいないでしょう。同じように、

「あなたは自分の心の中で起こっている事、全て知っていますか?」

と聞かれたら、何と答えるでしょうか。

やはり、

「全てわかっています」

と答えられる人はいないでしょう。

自分の心の中とは言え、未知のものも、なじみのないものもたくさんあることは、誰しも感じているはずです。

私たちの外側の世界は、この地球上だけではなく、宇宙と限りなく広がっています。

手に触れられる身近なもののあれば、テレビの画面でしか見られない、遠い国もあります。

目に見える星もあれば、まだ発見されていない星もあるでしょう。

私たちの内側の宇宙も、それと同じように、限りなく広がっているのではないでしょうか。

自分にわかっている身近な心もあれば、今まで気づかなかったような、新たな自分を発見することもあります。

外がのせ、外側の世界で、たくさんの他人と上手に付き合っていける「人付き合い上手」な人がいるように、自分の内面のたくさんの要素と上手に付き合っていける「心付き合い上手」の人もいるようです。

「人付き合い」ばかりが上手くなると、内面から「こっちの方もお願いしますよ」と言う声が聞こえてきます。

外側に自分の世界を広げれば、それと同じくらい内側にも世界を広げなければ、バランスが取れないようです。

外側ばかりに目を向けてしまって、内面を掘り下げるのがおろそかになり、内面からの欲求がドーンと突き上げて、バランスを崩す人。

反対に、内面ばかりを広げていると、外側がおろそかになり、社会に適応できなかったり、人付き合いが下手な人になってしまうでしょう。

子供の時は、誰もが両方の世界の住人です。

外側と内側の区別がまだまだまだあまりついていないので、「遊び」の中で、外が頭違を自由に行き来できるのです。

絵本に出てくる抑制や妖怪達は、子供たちの心の中ではリアルに存在しているものなのです。

けれども、現代は科学の発達した時代です。

目に見えず、証明もできない「心の世界」よりも、はっきりと証明できる世界に重きが置かれています。

その中では、一生懸命勉強して、合理的な意識を発達させた大人になっていき、いつの間にか妖精の世界とはほど遠くなっていくのが普通でしょう。

ところが、そうして中年くらいになると行き詰まり、病気になったり、人生が無意味に感じられて嫌になってしまう人が多いのです。

妖精が飛び交うような、生き生きした内面世界が枯渇してしまい、心のエネルギーがなくなってしまうのです。

現代は社会全体が「外側」にばかり目を向ける傾向があるようです。

人間が月に飛び、探査機が遠い惑星まで旅をする時代です。

外側の探検は、ここ数十年の間に、ものすごいスピードで進みました。

それに比べると、内側の探検をちょっと取り残されているように思います。

個人史に比較して言えば、夢のお告げで病気を治していた古代は、外側と内側の区別があまりついていない「子供」の時代だったのかもしれません。

それから、どんどん合理性を発達させてきた時代を経て、今、もう一度内側の世界に注目しなければこれ以上進めない、「大人」の転機に差し掛かっているように思います。

個人が、中年の転機を迎えてバランスを崩すと、激情に走ったり、精神的・肉体的な病気になったりします。

社会全体がバランスをくずせば、社会の病気がいろいろな形で出てくるでしょう。

戦争へと向かうことも考えられます。

現代人はもっと内側に目を向ける必要があるでしょう。

もちろん、現実の世界をないがしろにして、精神世界だけに経ってしまうと、今度は、常識を外れた事件起こすようなことになります。

どちらの世界も忘れずに、バランスをとりながら、少しずつ広げていくようにしたいものです。

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